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福袋の返品について

福袋は中身が分からないものが大半です。
いくら期待はずれな物が入っていても、原則として返品はできません。
では、「10万円相当の商品が入っている」と説明されたのにその半額分しか商品が入っていなかった、というケースはどうなのでしょうか。
説明が誤っているということは、店側に過失があるわけですから、返品が認められそうな気もしますよね。

ここで問題となるのは、「10万円相当」という価格は誰が決めるのか、という点です。
価格には、定価、標準価格、希望小売価格などいくつもの種類があり、通常は小売店が設定した価格で消費者に提供されています。
「特価」という小売店独自の価格を設定しているケースも多く、一概に「正しい値段はいくら」と断定することはできません。

ですから「10万円相当」という価格も小売店の「見立て」によって任意に変更できるものであり、他店では「5万円相当」となっているかもしれません。
以上の点を踏まえて考えると、このケースでは返品は難しいと考えられます。

では、「サイズ違いの衣類」が入っていた場合はどうなのでしょうか。
Mサイズが入っていると説明を受けたのに、実際にはSサイズが入っていた、これは明らかに店の側に過失があります。
いくら福袋といえ、誤った説明によって消費者に不利益が生じた場合は、法律用語でいうところの「動機の錯誤」に該当するため、返品に応じなくてはなりません。

しかしながら、「落ち着いた色」の服が入っていると聞いたのに「派手な色」の服が入っていたという問題になると、個人の主観が絡んでくるため、また話の性質が異なります。
返品は無理でも交換は可能な場合もあるようです。

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